【ショーペンハウアーの箴言28】
【原文】
Schreibt ihr Plattheiten und Unsinn in die Welt, so viel es euch beliebt, das schadet nicht, denn es wird mit euch zu Grabe getragen; ja, schon vorher. Aber die Sprache lasst ungehudelt und unbesudelt: denn die bleibt.
【和訳】
お前達の好きなだけ、下らぬことを書き、どうしようもないことを書いて、世間に発表するがいい、そうしたところで、全然害になることはない。何故ならば、そんなことは、お前達と一緒に墓場に運ばれて行くからだ。そう、既に事前に、そうなると決まっているのだ。しかし、言葉は、だらしなくされるものではなく、汚されるものでは、そもそもない。何故ならば、言葉は留まるからだ。
【解釈と鑑賞】
これも辛辣な箴言です。
言葉を、最後の一行のように理解することのできない輩への悪態というところです。
最後の行にあるlasstは、lässtの誤植かも知れないと思い、後者の理解としました。
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