【ショーペンハウアーの箴言18】
【原文】
Der Arzt sieht den Menschen in seiner ganzen Schwäche, der Advokat in seiner ganzen Schlechtigkeit und der Priester in seiner ganzen Dummheit.
【和訳】
医者は、人間をみるに、その全くの弱点を見、弁護士は、人間の全くの悪を見、そして、僧侶は、人間の全くの愚かさを見るのである。
【解釈と鑑賞】
この箴言の背景にあるのは、世界の古典的な三大プロフェッション(職業)という考え方です。これは、白人種の世界のものでせう。
それが、この箴言に名前の挙げられている3つの職業なのです。
そうして、それぞれのプロフェッションが、何をその職業において見るのか、病気ならば治癒するのかを述べております。
こうしてみると、人間とは、弱く、悪であり、愚かであるということになります。
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