【カフカの箴言14】
【原文】
Wie ein Weg im Herbst: Kaum ist er rein gekehrt, bedeckt er sich wieder mit den trockenen Blättern.
【和訳】
秋の一本の道のように。即ち、その道が方向を転換して内側に向くや否や、それは、再び乾いた葉っぱによって、我が身を覆うのである。
【解釈と鑑賞】
これは、カフカの書いた詩であるようにおもはれる。
秋とはどのような季節であるか、道とは何か。道が内側を向くとはどのようなことであるのか。そのような道は、必ず落ち葉が落ちて来て、我が身を落ち葉の下に埋もれて隠すこととになる。これは、何を言っているのか。
こうしてみると、これは、この道とは、カフカ自身のこころのことを言っているように見えます。多分、間違っていないことでせう。
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