【ショーペンハウアーの箴言10】
【原文】
In Deutschland ist die höchste Form der Anerkennung der Neid.
【和訳】
ドイツにあって、認めるということの最高度の形式が、羨望なのである。
【解釈と鑑賞】
社会的な機会で、対象となる人物の素晴らしさをいうときには、Neid、羨望、neidisch、うらやましいなあという言葉を使って、そのことを言うことになるのでしょう。
誠に羨ましい限りであります。と、いったのでしょう。
その賛辞の呈し方に、ショーペンンハウアーは疑問を呈しているわけです。
これを、日本にと置き替えても、面白いかも知れません。
その根底にあるのは、嫉妬心でありませう。
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