2014年4月5日土曜日

【ショーペンハウアーの箴言10】


【ショーペンハウアーの箴言10】


【原文】

In Deutschland ist die höchste Form der Anerkennung der Neid.


【和訳】


ドイツにあって、認めるということの最高度の形式が、羨望なのである。


【解釈と鑑賞】


社会的な機会で、対象となる人物の素晴らしさをいうときには、Neid、羨望、neidisch、うらやましいなあという言葉を使って、そのことを言うことになるのでしょう。

誠に羨ましい限りであります。と、いったのでしょう。

その賛辞の呈し方に、ショーペンンハウアーは疑問を呈しているわけです。

これを、日本にと置き替えても、面白いかも知れません。


その根底にあるのは、嫉妬心でありませう。

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