2014年4月26日土曜日

【ショーペンハウアーの箴言13】


【ショーペンハウアーの箴言13】


【原文】

Allerdings ist das Leben nicht eigentlich da, um genossen zu werden, sondern um überstanden, abgetan zu werden.


【和訳】


しかし、とはいへ、人生はそもそも、享受し、味わわれるためにあるのではなく、堪え忍んで、始末し、片付けるためにあるのだ。


【解釈と鑑賞】


人生とは何かという問いに対して、その目的について書いた箴言ということになるでしょう。

人生を味わい、享受することではなく、人生とは、堪え忍び、片付けるべきものだというのは、しかし、その通りでありませう。


生きることは苦しみだという考えが根底にあるのです。然り、然り。

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