【カフカの箴言5】
【原文】
Von einem gewissen Punkt an gibt es keine Rückkehr mehr. Dieser Punkt ist zu erreichen.
【和訳】
ある点からは、後戻りがもはや無い。この点に、到達すべきである。
【解釈と鑑賞】
この2行は、含蓄のある2行です。
ある点があって、そこからはもう後戻りができない。しかし、この点こそ、至るべき点であると言うのです。
即ち、もう後戻りすることの出来ない、何か絶対的な地点であり、また何かを始めるべき地点でもあります。
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