2012年8月23日木曜日

わたしにとってのトーマス•マン


わたしにとってのトーマス•マン

10代の終わりにこの作家に出逢って、10年が経ち、大学を卒業を控えて思ったことは、このトーマス•マンという小説家のことを講壇、教壇で教えてお金に替えたりしないということ、この作家についての知識を話すことで決して生計を立てるようなことをするまいということ、そのような決心を心中深く密かにするほど、この作家はわたしにとって、無償であり、純粋であり、純潔である何ものかであり、それが何かを教えてくれた芸術家でした。

そうして、それは、今も変わらず、そうである。

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