2016年9月27日火曜日

『トーマス・マン日記』(森川俊夫他訳、全10巻)が紀伊國屋書店 日本翻訳出版文化賞を受賞


『トーマス・マン日記』(森川俊夫他訳、全10巻)が紀伊國屋書店 日本翻訳出版文化賞を受賞


  株式会社紀伊國屋書店(代表取締役社長 高井昌史、以下「紀伊國屋書店」)は、このたび、1985年の刊行開始から30年をかけて今年、完結した『トーマス・マン日記』(森川俊夫他訳、全10巻)の刊行により、過去一年間で最も優れた翻訳書を刊行した出版社に対し贈られる第52回日本翻訳出版文化賞を受賞いたしました。

 本全集は、マンの手で「死後20年間は何人も開封すべからず」と封印された全32冊、総計5,118頁の日記すべてに詳細な注を付した、文学研究に必備の資料であるとともに、激動の時代を証言する、ヨーロッパ精神史の貴重なドキュメントでもあります。原書刊行時には「この日記以外に何ひとつ書かなかったと仮定しても、トーマス・マンがその時代のもっとも重要な作家のひとりであるだろうことは疑いを容れない」と評されています。

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